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震災/原発・原子力事故関連論文

 2011年3月11日、東日本を大震災が襲った。3週間たった4月1日現在、死者は1万名を超え、行方不明者は2万名に上らんとしている。 人々は被害の甚大さに驚愕し、悲嘆に暮れる一方、社会各層より(それも国際的に)湧き上がる被災地への連帯の声が人間社会の 未来を繋ごうとしている。
 16年前に我々が経験した阪神大震災は、被害の規模・内容や社会情勢など今回の事態と異なる面があり、 安易に引き合いにすることはできないかもしれない。また、今目の前で起こっていることに対しての行為・行動が 問われる中であえて過去を振り返ることへの違和感、批判もあろう。
 しかしそのときに得た貴重な経験、教訓は今回の事態の中でも間違いなく活きている。 当時記された文書、討議内容を再掲する。何らかの示唆となることを願う。
 また、震災被害に追い討ちをかけ、被災者への救援を阻んでいる原発事故は、原子力政策の虚妄を暴露し、 大量の電力消費を前提とした文明に見直しを迫っている。しかしこの規模の事故を待つまでもなく結論は出ていたと言えるだろう。 ただ、負の遺産を償却するために我々は多くの知恵と労力と時間を割かなければならない。

(順次追加予定)

−阪神大震災(1995年)をめぐって−
阪神大震災をめぐって 影浦正之 163号(1995年 3月)
民衆自身の自己統治能力の獲得とその下での復興か!政府・資本による復興か! 二階堂 譲 163号(1995年 3月)
[討議資料] 阪神大震災−人々はどう動いたのか? 『火花』編集委員会 163号(1995年 3月)



−原発/原子力事故関連−
脱原発か原発再開かの瀬戸際NEW! 渋谷 一三 358号(2011年6月)
賠償問題が暴く事態の本質 斎藤 隆雄 358号(2011年6月)
原発のリスクとコスト 斎藤 隆雄 357号(2011年5月)
原発による被害を最小限とするために(1)(2) 早瀬 隆一 355-356号(2011年3,4月)
東海村臨界事故をめぐって 野瀬邦彦 219号(1999年11月)
原発事故と原発政策 朝田秋穂 218号(1999年10月)
高速増殖炉「もんじゅ」をめぐって 斎藤 隆雄 178号(1996年 6月)








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